
ペアガラス(複層ガラス)の内部が白く曇ったり、水滴が溜まったりする症状は、ガラスの寿命を意味する「内部結露」です。表面の結露とは異なり、拭き取ることができないため、ガラスそのものを交換するしか解決方法がありません。放置すると断熱性能が失われ、カビの発生や光熱費の高騰につながるため、お早めのガラス交換をご検討ください。
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こんな状況ではありませんか

ペアガラスの異常を知らせるサイン
戸建ての持ち家に住む共働き子育て世帯の方から、窓ガラスに関するご相談をいただく機会が増えています。毎日仕事や家事、育児に追われる中で、窓の掃除まで手が回らないという方も少なくありません。しかし、ふと窓を見たときに以下のような症状が見られる場合、ペアガラスにトラブルが起きている可能性が高いと言えます。
- ガラスの「内側(空気層)」が白く曇っていて、雑巾で拭いても全く取れない
- 複層ガラスの隙間に水滴が溜まり、乾く気配がない
- 窓の周辺からカビのような臭いが漂っており、サッシの溝に水が溜まっている
- 部屋を暖房で温めているのに、窓際に行くと冷気が室内に流れ込んでくる
- ガラスの内部に泥やホコリのような茶色い汚れがこびりついている
ガラス職人として10年以上の現場経験を持つ私の目から見ても、これらの症状はペアガラスの構造的な寿命を迎えている証拠です。最初は小さな曇りであっても、時間の経過とともに症状は確実に進行していきます。共働きで日中に換気が難しいご家庭ほど、室内の湿気がこもりやすく、窓の異常に気づいたときには手遅れになっているケースも珍しくありません。
放置するとどうなるか

深刻化する住まいへの実害
ペアガラスの内部結露を「ただの曇りだから」と放置してしまうと、時間の経過とともに住まいの環境は悪化します。ガラスとしての機能を失った窓は、家族の健康や家計に対して深刻な実害を及ぼし始めます。どのようなリスクが発生するのかを詳しく見ていきましょう。
室内の断熱性能が著しく低下し始める
内部結露が発生した瞬間から、ペアガラス本来の強みである断熱性能は失われます。本来、2枚のガラスの間にある空気層やアルゴンガスが熱の移動を遮断していますが、ここに水分が侵入すると熱が伝わりやすくなります。暖房をつけてからわずか10分で室内の暖かい空気が外へ逃げ出し、冷気が足元に滞留する原因になります。
エアコンがフル稼働し電気代の負担が増加する
窓から熱が逃げ続けるため、部屋の設定温度をいくら上げても室温が適正に保たれなくなります。共働き子育て世帯では、夜間に家族が集まるリビングの快適性が損なわれるだけでなく、エアコンが常にフル稼働状態になります。これにより、毎月の光熱費が数千円単位で高騰するという家計への直接的なダメージが生じます。
サッシ周辺にカビが繁殖し健康被害のリスクが高まる
ガラス内部の水分がサッシの溝へ滴り落ち、木製の窓枠や壁紙が湿気を吸い込んでしまいます。カビは湿度が70%以上の環境で数時間のうちに繁殖を始めるため、アレルギーや喘息の原因物質を室内に撒き散らすことになります。小さなお子様がいるご家庭にとって、この衛生環境の悪化は避けるべきです。
なぜ起きるのか(原因)

現場経験から紐解くペアガラス内部の構造破壊
なぜ、密閉されているはずのペアガラスの内部に水分が侵入してしまうのでしょうか。この現象を理解するためには、複層ガラスの独自の構造を知る必要があります。現場で多くの窓を見てきた経験から、内部結露を引き起こす代表的な4つの原因を解説します。
原因1:封着材(シーリング材)の経年劣化
ペアガラスは、2枚のガラスの間に「スペーサー」と呼ばれる金属製の部材を挟み、その周囲を有機系の封着材で強固に密閉しています。この封着材は、長年の紫外線や雨風、急激な温度変化にさらされることで、少しずつ硬化してひび割れを起こします。およそ10年から15年が経過した窓ガラスで最も多く見られる寿命のサインです。
原因2:サッシの排水弁の詰まりによる浸水
アルミサッシや樹脂サッシの底面には、雨水を外に排出するための小さな穴(排水弁)が設けられています。ここに砂埃やゴミ、庭の落ち葉などが詰まると、サッシの内部に水が溜まったままになります。ペアガラスの底部が常に水に浸かった状態になるため、封着材が加水分解を起こして密閉性が破られ、内部に水が吸い込まれてしまいます。
原因3:太陽光による熱割れや振動による微細な隙間
戸建ての南向きや西向きの窓は、強い直射日光を浴びることでガラス内部に熱がこもります。特にLow-Eガラスや網入りガラス(ワイヤー入り)は熱を吸収しやすいため、目に見えないほどの微細な膨張と収縮を繰り返します。この建物の歪みや振動がガラスの端部に負荷をかけ、封着材にわずかな隙間を作ってしまうのです。
原因4:乾燥剤の吸湿限界の到達
スペーサーの内部には、製造時に混入したわずかな水分を吸収するために「乾燥剤」が詰められています。封着材に小さな傷がつき、長年にわたって微量の湿気が侵入し続けると、乾燥剤が水分を吸いきれなくなります。キャパシティを超えた水分が空気層に溢れ出すことで、ある日突然、ガラス全体が真っ白に曇る現象が発生します。
自分でできる応急処置

プロが教える一時的な視界確保と湿度対策
ペアガラスの内部結露は、DIYで完全に修理することは不可能です。ガラスを分解して中の水分を抜き、再度密閉する作業は専門の工場でしか行えないためです。しかし、仕事が忙しくてすぐに業者を呼べない共働き世帯のために、一時的に被害を食い止めるための応急処置の手順をステップ形式で紹介します。
ステップ1:サッシの排水溝に溜まったゴミを掃除する
まずは、サッシの底面にある排水穴が詰まっていないか確認してください。古い歯ブラシやマイナスドライバーを使い、溜まった泥やホコリをかき出します。所要時間は約5分です。これ以上の浸水を防ぐために最も重要な作業となります。
ステップ2:窓周辺の壁や床に防水シートを敷く
ガラスの表面ではなく、サッシの隙間から漏れ出てくる結露水が床に垂れないよう、新聞紙や防水シート、吸水テープを配置します。用意する道具は市販の結露吸水テープや雑巾です。所要時間は10分程度で、木製の窓枠が腐食するのを防ぎます。
ステップ3:部屋の換気扇を回しサーキュレーターを窓に向ける
室内の湿度を下げるため、24時間換気システムを稼働させ、サーキュレーターの風を曇っているガラスに向けて直接当てます。湿気を取り除くことで、ガラスの内部結露がそれ以上悪化するのを一時的に和らげ、カビの発生を抑制します。
これらの処置は、あくまでもガラス交換を行うまでの時間稼ぎに過ぎません。内部に入り込んだ水分は、気温が下がると再び激しい曇りとなって現れます。根本的な解決には至らないため、早めに対応計画を立てることが大切です。
やってはいけないNG行動とプロに頼む判断基準

自己判断が招く二次被害の防止
窓ガラスのトラブルに直面したとき、焦って自己流の対処をしてしまうと、製品の保証が切れたり、窓そのものを破壊してしまったりするリスクがあります。ここでは、絶対にやってはいけないNG行動と、プロの業者へ相談すべき明確な判断基準をまとめました。
やってはいけないNG行動5選
- ガラスの端にドリルで穴を開けて水を抜こうとする:ペアガラスの内部は気圧が調整されているため、穴を開けた瞬間にガラスが粉々に破砕するか、二度と使い物にならなくなります。
- ガラスの表面にガムテープを貼って放置する:粘着剤が太陽熱で融着し、ガラスの表面が汚れるだけでなく、熱割れを引き起こす原因になります。
- 網入りガラスから通常のフロートガラスへ勝手に変更する:防火地域や準防火地域に指定されている一戸建ての場合、建築基準法違反となり、万が一の火災の際に保険が適用されない恐れがあります。
- 曇っている部分にドライヤーの温風を当てる:急激な部分加熱により、ガラスの内外で温度差が生じ、熱割れ(クラック)を引き起こしてガラスが割れます。
- 市販のシリコンシーラントでサッシの隙間を完全に埋める:本来必要な排水経路まで塞いでしまい、雨水が室内に逆流する原因を作ります。
プロに頼むべきかどうかのチェックリスト
以下のチェック項目のうち、1つでも当てはまる場合は、DIYでの対処限界を超えています。専門のガラス施工業者へ見積りを依頼してください。
| チェック項目 | DIYでの対応 | プロに依頼すべき理由 |
|---|---|---|
| ガラスの内部が常に濡れている | ❌ 不可 | 封着材が完全に破壊されており、ガラス自体の製造・交換が必要なため。 |
| Low-Eガラスや格子入りの特殊窓 | ❌ 不可 | 特殊な金属膜や部品が使われており、メーカー規格に合わせた発注が必要なため。 |
| 窓枠(サッシ)が歪んで閉まりにくい | ❌ 不可 | 建物自体の歪みやサッシの変形が原因であり、建付け調整を伴うため。 |
| 網入りガラスに錆びやひび割れがある | ❌ 不可 | 錆び割れが進行すると突然崩落する危険があり、早急な破片回収と交換が必要なため。 |
おたすけステーション365では、生活トラブル解決の実績が年間数千件におよび、ガラスの現場経験が豊富な職人が多数在籍しています。自己判断で状況を悪化させる前に、まずは現在の状態をお聞かせください。
料金相場

ペアガラス交換にかかる費用の構造
ガラス交換を業者に依頼する際、最も気になるのが費用の問題です。ペアガラスは一般的な透明3mmのフロートガラスや、型板5mmのガラスに比べて構造が複雑なため、部材代金が高くなる傾向があります。以下に、一般的なガラスの種類に応じた交換料金の相場をまとめました。
| ガラスの種類と厚み | 想定される窓のサイズ | 交換料金の目安(税込) |
|---|---|---|
| 透明フロートガラス(3mm) | 小窓・勝手口など | 13,200円 〜 22,000円 |
| 型板ガラス(5mm) | 腰窓・浴室など | 16,500円 〜 43,000円 |
| 網入りガラス(6.8mm) | マンション・店舗・防火窓 | 53,000円 〜 110,000円 |
| ペアガラス(複層ガラス・12mm〜) | 腰高窓 | 54,000円 〜 151,000円 |
| 防犯ガラス(合わせガラス) | 1階の居室窓・テラス窓 | 101,000円 〜 234,000円 |
※上記の料金はすべて目安です。実際のエリアや現場の状況、高所作業などの有無により変動します。
おたすけステーション365の基本料金は6,800円〜となっておりますが、ペアガラスの場合はオーダーメイドでの発注となるため、正確な金額は現地での寸法計測後にお伝えする形となります。なお、出張費が発生する場合があるため、費用の有無を含めて事前に担当者へご確認ください。確定見積りをご提示した後に、お客様の同意なく追加料金を請求することはございません。
現場事例
全国の施工スタッフによる解決実績
おたすけステーション365は、全国各地の施工ネットワークを通じて、一戸建てのガラス生活トラブルを解決しています。ここでは、実際に共働き世帯のご自宅で対応したペアガラス交換の事例を3つご紹介します。
【東京都新宿区】戸建て2階リビングのペアガラス内部結露交換
平日は夜遅くまで共働きをされているご夫婦からのご依頼でした。休日の午前中に時間を合わせてお伺いしたところ、南向きのリビングにある掃き出し窓のペアガラス(厚み12mm)が完全に白く濁り、外の景色が見えない状態になっていました。サッシの排水弁を洗浄した上で、採寸から約1週間後に新しい遮熱Low-Eペアガラスへの交換を実施しました。
作業時間:約45分(取付作業)
料金目安:95,000円(※現場状況により変動)
お客様の声:「掃除をしても取れなかった曇りがすっきり消えて、部屋が明るくなりました。休日の希望時間に来てくれて助かりました」
【大阪市北区】キッチン勝手口の網入りペアガラス交換
小さなお子様がいるご家庭で、キッチンの足元にある勝手口の網入りガラス(6.8mm組み合わせの複層)の内部に水が溜まっているとご相談をいただきました。確認すると、経年劣化により封着材が剥がれ、内部のワイヤー周辺に錆が浮き始めている危険な状態でした。安全性を最優先し、同規格の防犯性能を併せ持つ複層ガラスを現地調査後に手配し、後日交換を行いました。
作業時間:約60分
料金目安:68,000円(※現場状況により変動)
お客様の声:「子供が触る場所だったので、錆びて割れる前に新しくできて安心しました。見積りの説明も分かりやすかったです」
【札幌市中央区】寒冷地仕様の高断熱トリプルガラス内部結露トラブル
冬場の結露が非常に激しい地域の一戸建てで、3枚のガラスを組み合わせたトリプルガラスの中間層が結露しているとの内容でした。共働きで日中の留守が多いため、結露水がサッシの下枠で凍りつき、窓が開かなくなる二次被害が生じていました。現地の施工スタッフが密閉不良を確認し、メーカー純正の新しいガラス枠一式を手配して、気密性を損なわないよう施工を完了しました。
作業時間:約90分
料金目安:85,000円(※現場状況により変動)
お客様の声:「冬が来る前に直したくて相談しました。断熱性が戻り、夜間の冷え込みが和らいだのを実感しています」
よくある質問(FAQ)
Q1. ペアガラスの内部結露は、ガラスを外さずに中の水だけを抜くことはできますか?
不可能です。ペアガラスの内部は完全に密閉された空間であり、工場で乾燥ガスを注入しながら密閉されています。一度でも隙間ができて水分が入ってしまったものは、現場で水だけを抜いても再び曇ってしまいます。根本的な解決にはガラス全体の交換が必要です。
Q2. 共働きのため平日の日中は不在ですが、土日や祝日でも見積りに来てもらえますか?
はい、対応可能です。おたすけステーション365の受付時間は365日年中無休で朝8:00〜夜7:00となっております。お客様のご都合に合わせて、土曜日や日曜日、祝日の現地調査・お見積りのスケジュールをご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
Q3. 見積りに来てもらうだけで料金が発生することはありますか?
基本的には現地にて状況を拝見し、見積りのご相談を承ります。ただし、対応エリアや現場の状況、夜間などの時間帯によっては、出張費や調査費用をいただく場合がございます。費用の有無につきましては、事前に担当者へ必ずご確認いただけますようお願いいたします。
Q4. 夜間にガラスが突然割れた場合、その日の夜にすぐ交換できますか?
夜間対応の可否や即日施工の可否は、お時間帯や担当する施工店、在庫状況により異なります。特にペアガラスは窓ごとのオーダーメイド品となるため、当日の夜間にすぐ新しいガラスをはめ込むことは難しいケースが多いです。その場合は、養生などの応急処置を含めて担当者にご相談ください。
Q5. ペアガラスの寿命はどのくらいですか?なぜ10年ほどで結露するのですか?
一般的にペアガラスの寿命(内部結露に対する保証期間など)は10年〜15年とされています。窓が受ける直射日光の熱や、台風による風圧、開閉時の振動が長年蓄積されることで、ガラスを固定しているゴム状の封着材が劣化し、目に見えない隙間ができるためです。
Q6. 1枚のガラスだけが曇っている場合、2枚のうち1枚だけを交換することは可能ですか?
できません。ペアガラスは2枚のガラスと金属製のスペーサーが一体となった構造物として工場で製造されています。そのため、現場でバラバラに分解して1枚だけを差し替えることは構造上不可能です。窓枠にはまっているガラスユニットごと一式を交換することになります。
Q7. おたすけステーション365に依頼した場合、支払いはクレジットカードが使えますか?
各種クレジットカードや現金でのお支払いに対応しておりますが、店舗や地域によってご利用いただける決済方法が一部異なる場合がございます。お支払い方法のご希望がございましたら、お電話での受付時、または現地見積りの際にスタッフへお申し付けください。
Q8. 賃貸ではなく持ち家(一戸建て)ですが、ハウスメーカーに頼むのと何が違いますか?
ハウスメーカー様を通す場合、中間に仲介手数料が発生するため費用が高くなる傾向があります。また、手配までに日数がかかることも少なくありません。当ステーションのような専門の生活トラブル解決業者に直接ご相談いただくことで、スピーディーかつ費用を抑えたご提案が可能です。
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おたすけステーション365は、一戸建てのガラス交換から小さなお住まいのトラブルまで、全国の主要都市を中心に幅広く対応しています。東京都、名古屋市、大阪市、福岡市をはじめ、各地の経験豊富な提携スタッフがお客様のもとへ駆けつけます。仕事や子育てに追われる毎日の中で、窓の曇りやカビに悩む時間はもったいありません。住まいの快適性と家族の健康を守るために、まずは一本のお電話から始めてみませんか。
料金の目安や対応エリアが気になる方は、まずは見積りのご相談からお気軽にお問い合わせください。現地の状況をしっかりと確認した上で、最適なプランをご提示いたします。
窓ガラスのトラブル解決は、おたすけステーション365へ
フリーダイヤル:0120-500-581
(受付時間:365日年中無休 朝8:00〜夜7:00 / 通話料無料)
※お時間帯によっては対応エリア・対応スタッフに制約があります。夜間対応の可否や出張費の有無は担当者にご相談ください。