最近、畳の上を歩いたときに「なんだか柔らかい?」「フカフカしている気がする…」と違和感を覚えたことはありませんか?それ、実は畳内部に湿気がたまっているサインかもしれません。放置するとカビが繁殖したり、ダニや害虫の温床になったりと、健康にも住環境にも悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、そんな「畳がブヨブヨする原因」や「自分でできる対処法」「プロに依頼する際のポイント」まで、わかりやすく解説します。今まさに「これってどうしたらいいの…?」と困っている方に向けて、安心して相談できる駆けつけサービスもご紹介しています。

畳がブヨブヨする…主な原因とは?

畳がブヨブヨする原因にはいくつかありますが、ほとんどは湿気や経年劣化が関係しています。気づかないうちに進行しているケースもあるため、早めの対処がカギになります。

カビや湿気による劣化

もっとも多い原因は、湿気によるカビの発生です。畳は天然素材でできており、空気中の水分を吸いやすい特性を持っています。特に梅雨や冬の結露シーズンは、湿気が溜まりやすく、畳の中でカビが発生・繁殖してしまうのです。

カビが発生すると、見た目にはわからなくても、踏んだときに「やわらかい」「沈み込む感じ」が出てきます。鼻を近づけると「なんとなくカビ臭い」ことも。カビはアレルギーの原因にもなるため、放置は危険です。

室内の通気不足・水こぼれなどの生活習慣

日頃のちょっとした生活習慣が、畳を傷める原因になることもあります。

たとえば、こんなケースは要注意です。

  • 室内を閉めきりがちで、空気がこもる
  • 洗濯物を畳の上で干している
  • お茶や水をこぼしても、しっかり拭き取っていない
  • 畳の上にカーペットやマットを敷いたままにしている

これらの習慣によって、畳の内部にじわじわと水分がたまり、湿気が逃げにくい状態になってしまいます。

畳床の経年劣化や虫害

畳は消耗品です。使用年数が10年以上経過している畳は、表面だけでなく内部の「畳床(たたみどこ)」がへたってくることがあります。そうすると、踏んだときに「柔らかい」「沈む」感じが出てきます。

さらに、畳の内部に湿気がたまることで、ダニやチャタテムシなどの害虫が発生しやすくなります。虫が畳床を食い荒らすと、構造そのものが弱くなってしまい、ブヨブヨ感が強くなるというわけです。

放置してはいけない理由

「ちょっと柔らかいだけだから」「使えなくはないし…」と、つい畳の不具合を後回しにしてしまう方も多いですが、放置は絶対にNGです。畳のブヨブヨを見逃すと、家全体に深刻なダメージを与えることになりかねません。

カビの拡大・健康被害のリスク

畳に発生したカビは、空気中に胞子を飛ばします。この胞子を吸い込むと、アレルギー症状、咳、鼻炎、喘息などを引き起こすことがあります。特に小さなお子さまや高齢の方、アレルギー体質の方がいる家庭では要注意です。

また、見えない部分でカビが広がってしまっているケースも多く、気づいたときには部屋中に被害が及んでいることも。体調不良の原因が、実は畳のカビだった…という例も少なくありません。

畳だけでなく床材まで腐る可能性も

畳が吸い込んだ湿気は、さらにその下の床板や構造材まで浸透することがあります。カビや湿気が長期間にわたって床材に影響すると、床がきしむ・沈む・抜けるといったリスクにもつながります。

最悪の場合、畳だけでなく床下の大掛かりな修繕工事が必要になることも。そうなる前に、異変に気づいたら早めの対処が重要です。

自分でできる応急対処と注意点

畳のブヨブヨやカビに気づいたとき、まずは自分でできる対処法を実践してみましょう。ただし、やり方を間違えると逆効果になることもあるので注意が必要です。

換気・乾燥・重曹などの簡易対処法

  1. 部屋をしっかりと換気する
    窓を2箇所以上開けて風の通り道を作り、湿気を逃がしましょう。
  2. 畳に直接扇風機の風を当てる
    扇風機やサーキュレーターを使い、畳表面と内部を乾かします。風を当てすぎないよう注意。
  3. 晴れた日に畳を天日干しする
    取り外せる場合はベランダや庭で干すのも効果的です。カビ臭さも軽減されます。
  4. 重曹を使って消臭・吸湿
    畳の上に軽く重曹を振りかけ、数時間置いたあと掃除機で吸い取ると、臭い対策になります。

やってはいけないNG行動(熱風・強い薬剤など)

  • ドライヤーやヒーターで高温乾燥
    局所的な熱で畳が変形・変色することがあります。
  • 市販のカビ取りスプレーを使う
    漂白成分などが含まれるものは、畳の色が変わったり素材を傷めることがあります。
  • 畳を無理にめくる・叩く
    畳の構造を壊す可能性があるため、力任せな作業は避けましょう。

プロに頼むと何が違う?

「畳がブヨブヨしてるけど、どこに相談すればいいの?」そんなときは、畳の補修に特化した地域密着の駆けつけサービスに依頼するのが安心です。

「おたすけステーション365」の対応内容

「おたすけステーション365」では、畳・襖・障子などの補修に精通したスタッフが、最短即日でご自宅に訪問。状況を確認し、最適な処置をご提案します。

  • 表替え(畳表のみ交換)
  • 裏返し(裏面を再利用)
  • 新調(畳全体の交換)
  • 防虫・防カビ処置
  • 湿気対策のアドバイス

など、状況に応じた対応が可能です。

まとめ|畳の異変に気づいたら早めの相談を

畳のブヨブヨやカビの異変は、住まいと家族の健康を守るための大切なサインです。「まだ使えるし…」と様子見しているうちに、被害が広がってしまうケースも少なくありません

おたすけステーション365では、畳に関するさまざまなお悩みに対応し、最短即日での駆けつけも可能です。

  • 「これって張替えが必要なのかな…?」
  • 「一部分だけ直したいんだけど…」
  • 「まずは話だけ聞いてみたい」

そんな方も大歓迎。「迷ったら、相談だけでもOK!」の気持ちで、お気軽にご連絡ください。